ウッドデッキのサイズについてのご提案
人工木ウッドデッキのDIYを検討中のお客様、そろそろ作りたいウッドデッキのイメージは固まってきましたか?
ウッドデッキの上に子供用のプールを置くのであればこれくらい、パラソルとテーブル、チェアを置くのであればこれくらいと
おおよそのサイズ感がイメージ出来ていると思います。
今回は、このウッドデッキのサイズについてのご提案です。
人工木ウッドデッキの規格サイズ
私たちがオススメするリクシルの人工木ウッドデッキは、「規格のサイズ」というものが存在します。
もしもお客様のイメージするウッドデッキのサイズが、この規格サイズぴったり、または 近いものであればウッドデッキ作りの際に、「床板を切断する」という大仕事をしなくて済む可能性があります。
リクシルの人工木ウッドデッキ床板の規格サイズは以下の通りです。
・90㎝
・120㎝
・150㎝
・180㎝
・210㎝
・240㎝
上記の通り、床板の長さを30㎝区切りで販売しています。
作りたいウッドデッキがこれに近いサイズであれば、いっそこの規格サイズのまま、切らずに作るという選択も大いにありだと思います。
ウッドデッキの床板を切らずに済む場合の「メリット」
①カットの手間と失敗するリスクがない
人工木材は手引きのノコギリでも切断は可能ですが、結構な労力と時間がかかります。
このため、ある程度の大きさになるとウッドデッキ床板の切断には電動の切断機や丸ノコを使うのが一般的です。
参考画像:人工木材を自分で切断例
人力にしても、電動にしても普段それらを使い慣れている人以外は失敗のリスクも付きまといます。
切断せずに済むなら(最初からカットしてあれば)それに越したことはありません。
②切断の際の音が出ない
これは都心部や住宅密集地域では切実な問題です。
①で述べた通り、切断に電動の切断機や丸ノコを使う際は、作業中かなり大きな音が出ます。
ある程度、ウッドデッキのサイズが大きくなって床板の枚数が増えれば、作業時間も長くなり、音が出る時間もそれなりに長くなります。
近隣のお宅との関係が非常に良好であれば、問題にはならないのでしょうが、もしもそうでない場合、作業音をめぐってトラブルになることもありえます。
万が一にも音のせいで近隣トラブルが発生したら、ウッドデッキが完成したあとも、なにか気まずい感じがしてウッドデッキを楽しく快適に使えなくなってしまいます。
③切断余りのゴミが出ない
自治体にもよりますが、切断して余った人工木材の端材は、有料での処分になると思います。
地域によっては、不燃物、産業廃棄物、サイズによっては粗大ゴミとしての処分になるはずです。
※詳しくは自治体のごみ出しのルールをご確認下さい。
人工木ウッドデッキは、床板の内部が中空構造になっているため、切断余りの端材だとしても、かなりかさばります。
切断しなくてすむ丁度良いサイズがあれば、ゴミとして出す部分もありませんので、当然これらの費用は一切かかりません。
作業中はもちろん、最後の片付けまで含めてウッドデッキ作りです。
リクシルの人工木ウッドデッキを、切らずに組み立てるという方法も是非ご検討ください。