思い立ったが吉日。
ネット検索、概算チェック、現地調査依頼となります。
そこで、まずはセルフチェックで「わが家のサンルーム計画」を少し具体化してみましょう。
チェック項目としては、
① 使用目的を見極める
② 取付けはどこにするか
③ 予算について
基本的には以上、3つがしっかりしていると、現地調査後から正式見積り確認、決断までがスムーズに行えるはずです。
使用目的を見極める。
洗濯物干し場として、趣味の部屋として、ペットの部屋として、など使用目的は家族の皆様分あるはずです。
まずはその点を話し合いましょう。
しかし、部屋として使用される際にご注意していただきたいのが、『サニージュ』はあくまでも後付けのエクステリアであるという事。
真夏はサンルームと名打っているだけあって、室内は高温になります。非常に暑いです。
冬の日の日中、日射しの暖かな日の日光浴にはいいですが、夜や曇りの日など天気がすぐれない日はとても寒いです。
ひどい雨の日や台風の日には雨水が入水する可能性もあります。
なので、使用上の注意にも記載がありますが、家具や家電などの常設はできません。
仮にお母様は洗濯物干し場として、お子様は遊び部屋として、お父様は夜にほっと一息つきながらご夫婦で一杯、と思ってらっしゃるとします。
すると、物干しの種類も吊り下げタイプ、収納タイプ、T型タイプなどと種類がありますので、吊り下げタイプにした場合のシチュエーションなども想像してくださいね。
オプションについては、そんな風に想像力をふくらませながら検討されると決まりやすいです。
いろいろ意見が出てまとまりましたら、使用目的の結論を出しましょう。
次はどこに取付けるか?
後付けで取り付けるので取り付けられる場所は限られていると思います。
取付けられるだけのスペースのある場所になりますよね。
ですが、動線を考慮するのを忘れないでください。
洗濯物をいざ、干そうと思っても、前より不便だと結局は今までどおりになってしまいます。
設置場所を確保されましたら、ご自宅側の後付けサンルーム『サニージュ』の出入り口になるであろう、サッシ窓に注目してください。
まず、サッシにシャッターボックスは付いていませんか?
サニージュの垂木掛けできるスペース(10~15センチほど)があるか、確認してください。
また、軒下からサッシまでのスペースも同じくご確認ください。
後付けサンルーム『サニージュ』は自立型ではありません。
躯体(家)にしっかり取り付けます。ビス止めをするので、躯体(家)に穴も開きます。
垂木掛けができるスペースがないと『サニージュ』自体、お取付けができません。
また、木造でもパネル工法だと垂木掛けできるスペースがあっても『サニージュ』を取付けられません。木造でもパネル工法は『サニージュ』を取り付ける下地が不明だからです。
以下の2点は真っ先に確認してください。
① ご自宅の構造が木造かどうか。木造でもパネル工法は取付不可。
② 『サニージュ』の垂木掛けスペースがあるか。次に、水栓やエアコンの室外機、植栽など障害物はありませんか?
ハッピーコーポレーションはメーカー施工です。独自の工事部署はございません。
障害物の撤去・処分は不得手です。
既存品の撤去がある場合、外壁の補修もしなくてはいけません。
これは、いわゆる「畑違い」の作業と思ってください。
同じく、オプションの換気扇を付けたい場合の電源となる電気工事も専門業者にご依頼ください。
取付けをするためには取り外し、補修などをしなくてはいけませんが、ハッピーコーポレーションは取付け専門業者と思って障害物の撤去・処分についての対策をたててください。
① どんな障害物があるか。
② 移設、撤去・処分が可能なものか。
お客様からの問い合わせで、既存のウッドデッキの上に『サニージュ』を取り付けたいというお問合せがありますが、これは施工不可です。
『サニージュ』を取り付けられるウッドデッキの種類がメーカーで決められており、また、一見ウッドデッキの上に『サニージュ』を乗せて固定しているように見えますが、『サニージュ』は独立していて、周りをウッドデッキ材に囲われているというのが近いです。
『樹ら楽ステージ納まりのサニージュ』を下から見た状態です。お分かりいただけましたでしょうか?
サニージュを囲うようにウッドデッキが施工されています。
既存ウッドデッキは撤去・処分となり、新たに取り付けるという事になります。ご了承ください。
ややこしいなーと思われるかもしれませんが、面倒だと思うことをひとつ、またひとつとクリアすることで、『サニージュ』が取り付けられた暁には、思い入れがたっぷり詰まった素敵な空間になります。
あとは、開口部のサッシをどうするか、細かく詰めて最後に3社以上の相見積を依頼しましょう。
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