「象が踏んでも壊れない」というキャッチコピーのテレビCMといえば、サンスター文具の「アーム筆入れ」ですが、リアルタイムで見なくとも懐かし映像番組などでご覧になったこと、ありませんか?
この筆箱の本材料こそが、ポリカーボネートなんです。
ポリカーボネートの強度や全光線透過率をいかし、後付けサンルーム『サニージュ』の屋根材にしています。
全光線透過率というのは簡単に言うと透明度です。
数値が高いほど透明に近くなります。
なので、クリアブルー(31%)やクリアブラウン(49%)は色が入っているので数値は低く透明という感じはしませんね。
クリアマット(83%)はくもりガラス調ですが数値も高く、クリアマットS(80%)、クリアS(80%)などは少し青みがかってはいますが、数値も高く透明に近いといえます。
後付けサンルーム『サニージュ』以外にも、テラス屋根やサイクルポート、カーポートの屋根材にも使用しています。
強度はガラスの200倍以上もあり、紫外線もほぼ100%カットします。
屋根材が熱線をどのくらいカットするかで日射しによる室内温度の上昇を軽減することができます。
熱線カット率、この数値が高いほど軽減できます。
熱線吸収ポリカーボネートは透明に近いのに熱線を36%カットしてくれます。
明るさを保ちつつ熱線もカットしてくれる、人気の屋根材です。
意外かもしれませんが、一般ポリカーボネートのクリアブルーは熱線カット率が37%で一番カット率が高いです。ただし、全光線透過率は一番低いので少し暗くなります。
屋根材は後付けサンルーム『サニージュ』の明るさや暑さに影響します。
オプションには日射しを和らげ、『サニージュ』内の温度上昇を緩和させる内部日除けもありますので、こちらとの組み合わせもおすすめします。
ちなみにポリカーボネートが使用される前はアクリル樹脂でした。
後付けサンルーム『サニージュ』以外も屋根材は、紫外線をカットしガラスの200倍以上、アクリル樹脂よりも20~30倍の強度のあるポリカーボネートになっています。