後付けサンルーム『サニージュ』をできるだけ安く取り付けるにはどうすればいいか?
特別な加工がない。
別途工事がない。
別途のオプションがない。
メーカーの規格品がそのまま取付けられるとコストを抑えられます。
条件を少し詳しくみてみましょう。
◆サニージュの仕様について
取付け最少サイズ(床納まり)1.0間(1820㎜)×3尺(885㎜)。
屋根材、床材などは全て特別な機能のないものにする。
屋根材は一般ポリカーボネート。ブルー、ブラウン、クリアマットの三択。
床材は標準の塩ビデッキのグレー、もしくは木目。
※ハッピーコーポレーションではオリジナルサービスでグレーも木目もグレーの価格に合わせております。
開口部の窓は窓はなるべくFIX(はめ殺し窓)にします。
しかし、開口部の窓を全てFIX(はめ殺し窓)にすれば低価格ではありますが、使用上現実的ではないので、風の通り道と出入りを可能にするテラス窓を正面にし、左右側面はFIXにします。縦すべり窓やルーバー窓、ドアなどの飾り窓は使用しない。
オプションは網戸も物干しも一切つけません。

◆取付けたい現場の状況について
現場状況として後付けサンルーム『サニージュ』を取り付ける際に、水栓やエアコン室外機、植木、コンクリートステップ、雨樋などの干渉物が一切ない状態である事。
地面は土か砂利で柱を納める部分を掘った時の土はご自宅の敷地内に撒いて残土処分無しとします。
床納まりの場合は柱がありますので、取付け現場の地面はコンクリート土間ではなく、土が望ましいという事になります。
コンクリート土間だとコンクリートを「削る」ハツリ工事が必須になるので、工事費用がUPします。また、ハツった(削り掘った)後のコンクリートガラの処分費も発生します。
サニージュの根太掛けをするサッシ下のスペースにも注目してください。
サッシと水切りの間隔が狭くないですか?根太掛けできるスペースがありますか?
水切り逃げ納まりで取り付けられますが、追加工事費が発生します。
もし、後付けサンルーム『サニージュ』を設置しようとしている場所に雨戸がある場合、戸袋は戸袋逃げ納まりでかわすことはできますが、こちらも追加工事費が発生します。
写真はバルコニー設置時の戸袋逃げ柱施工イメージです。

このように後付けサンルーム『サニージュ』を取り付けたい場所の状況次第で工事費の変動が起こります。
一番お安い後付けサンルーム『サニージュ』はサニージュ自体の価格より、現場の状況次第で価格のアップダウンにつながるのがお分かりいただけますでしょうか。

一番安く取付けるには、標準納まりの規格品が何も加工されず、何物にも干渉されることもなく、ぴったり取付けられる現場という事になります。
例えるなら磁石と磁石がくっつくように躯体に後付けサンルーム『サニージュが』ピタッと取り付けられれば、それは奇跡の価格となる事でしょう。