リクシルの人工木デッキ最大のメリット
私たちがオススメする人工木ウッドデッキの最大の売りは、ウッドデッキの床板を乗せる「根太(ねだ)」の間隔を最大90㎝まで広げられること。
多分これに尽きると思います。
(参考画像 ウッドデッキの基本構造図)
(参考画像 根太の間隔が90㎝の図)
え?それだけ?と思いましたか?
この根太の間隔90㎝ってすごいことなんですよ。
これだけで人工木ウッドデッキの選択肢はリクシル一択になると言っても過言ではないメリットです。
普通の人工木ウッドデッキの場合、根太間隔は40㎝程度であり、広くとれるものでも最大60㎝が限界です。
一般的なサイズのウッドデッキとくらべてみたら
一般的なサイズのウッドデッキで詳しく説明しますね。
間口2.1m×出幅1.8mの横張ウッドデッキの場合で間隔40㎝と90㎝の比較してみます。
(▼参考画像 根太間隔の比較)
根太と根太の間隔が広ければ広いほど、以下の数量が少なくて済みます。
・根太を支える、根太(ねだ)の本数
(▼参考画像 根太本数の比較)
90㎝の場合…3本 / 40㎝の場合…6本
・ウッドデッキ床板を根太に固定するための金具の数
(▼参考画像 固定金具数の比較)
根太が少ないので当然金具の数も少なくすみます。
90㎝の場合…30個 / 40㎝の場合…60個
・根太(大引き)を支える束柱(つかばしら)と束石の数
(▼参考画像 束柱と束石の数の比較)
90㎝の場合…各9本/個 / 40㎝の場合…各18本/個
根太が少ないので、それらを支える束柱と束石が少なくて済みます。
※前提条件
床板1枚の幅はいずれも20cmとする。
根太工法で組み立てた場合とする
束柱間隔はいずれも最大1mとする。
束柱は束石の上に置くだけの状況を想定している。
いずれも材料は半分で済みます。
作業時間に関しては半分どころじゃありません。10分の1くらいで済みます。
と言うのも、ウッドデッキを作るうえで最も大変な作業がウッドデッキの床板の「水平を出す」作業です。
ウッドデッキが水平に敷けるかどうかは、その下の根太の水平で決まります。
(大引き工法の場合は大引きの水平も。)
根太の水平は、足となる束柱の垂直どりと高さの調整で決まりますので、束柱のが多ければ多いほど、
水平垂直になるように調整する作業が大変な負担になります。
地面の転圧→束石設置→束石の水平どり→束柱建て→束柱の垂直どり
これを束柱の本数分行います。気が遠くなりますよね。
根太と根太の間隔を最大90㎝まで広げられることで、そもそもの根太本数がぐっと減ります。
当然、根太本数が少ないので、それを支える束柱も少なくなります。
この最も繊細でかつ時間がかかる水平どり作業を大幅に削減できるのです。
(▼参考画像 90㎝間隔の根太)
写真のサイズ(2m×2m)程度なら根太も三本しかないから、固定金具による床板止めもあっという間。
(▼参考画像:根太の上に床材をおいて、固定金具で取付)
(▼参考画像:完成例)
さあ、リクシルの人工木材でサクっとウッドデッキを作っちゃいましょう。