ここ数年、リノベーションをする物件の中で古民家が注目され、土間が見直されています。
「土間のある家」、「土間のある間取り」、「土間のある暮らし」など「土間のある○○」といったキャッチコピーを目にすることもあるかと思います。
本来土間とは「地面と同じ扱いの屋内の部屋」という性格のものでした。土間は地面とほぼ同じ高さで、他の廊下、居間、寝室というような生活空間の部屋よりも一段低くなっています。土間には屋外と連結し、人が出入りするための大きく開く扉もしくは引き戸が必ず設けられています。
現在では生活スタイルの変化で縮小されたものが同じように土間と呼ばれています。
サンルームの土間納まりを設置することで手軽に土間ができます。
ここで、ポイントとなるのが土間納まりのサンルームを設置するにあたり、コンクリートなどで土間打ちをしていただかなくてはいけません。
サンルーム設置工事と一緒にしてもらえないの?と思われるかもしれませんが、実は土間打ち工事は専門的な技術・道具が必要となり、サンルーム設置工事とは工事分野が違う為、当社では申し訳ございませんが土間打ち工事はお客様で別途手配をお願いしております。

下記はご検討の参考になればと思います。

土間打ちの相場は?
誰に頼めばいいの?
土間打ちでの注意は?

土間打ちの相場は?
屋外に施工する平らなコンクリートである「土間コンクリート」で見たいと思います。
土間コンクリート打ちの相場は1㎡あたり約10,000円〜15,000円前後です。
一般的なサンルームのサイズの間口(横幅)が2.0間(3640㎜)、出幅(奥行)が6尺(1785㎜)だとすると、3.64×1.785×10,000~15,000、すると概ね65,000~97,500円が土間打ち予算になります。
土間打ちの作業内容としては、掘削、残土処分、砕石・転圧、鉄筋敷き、コンクリート舗装などになります。
コンクリート土間打ちを施工する現場状況によっては価格の変動が生じます。
また、土間打ち工事の見積りはできれば2~3社ほどに依頼するのが良いでしょう。

誰に頼めばいいの?
設置と一緒に工事をしてくれないの?そしたら、だれに頼めばいいのかしら?
YahooやGoogle等で「外構工事 土間打ち (お住まいの)地域名」を検索して頂くとお住まいの地域での土間打ち業者が出てきます。
その他にも近所の工務店に相談されてもいいと思います。しかし、工務店の直接施工ならいいですが、工務店から外構工事専門業者に依頼するようなら費用が高くつきますので、外構工事を自社で行っているかを確認されるといいと思います。
しかし、業者を何社も探すのも、探した業者との現場調査の調整後、同じ説明を何度もするのも大変ですよね。
インターネットでは「一括比較検討見積サイト」もあります。
検索ワードは、「外構工事」、「土間打ち」、「一括比較」、「見積」でヒットします。

土間打ちでの注意は?
土間を打つ場合、通常は雨水が家の外側へ流れるように少し勾配をつけるのですが、サンルームの土間納まりを設置する際の土間打ちは少し違います。
サンルームを施工するスペース分は勾配を付けずにできる限りまっすぐに土間打ちを依頼してください。それ以外は水はけできるように勾配を付けてください。
勾配が有ると、サンルームを施工する時に勾配分の隙間を埋めるために、余計な部材と工事がかかってしまいます。
また実際に使用する際、勾配のせいで椅子が斜めになってガタガタと納まりが悪くて座れないという事になりかねません。
サンルームが設置される部分は必ず平行に土間打ちをお願いします。
土間打ちが完了したら次は、現地調査に伺い正式御見積書をご案内いたします。
また、どのように土間打ちすればいいか分からなかったり、不安な場合は、土間打ち前にサンルーム『サニージュ』の現地調査をし土間打ちのポイントを説明させていただいたり、またはサンルーム『サニージュ』の現地調査に土間打ち業者様が立会うことも可能です。
土間納まりならサンルーム『サニージュ』に洗濯機を置いて、洗い・干す・乾くまでの工程がその場で完結できますね。
当社ではサンルーム土間納まりの設置施工と土間打ち工事が同時に承ることができませんが、土間打ちをDIYでやられる強者もいらっしゃいます。
Myプランに沿った土間打ち、サンルームの設置で快適空間を手に入れてみませんか