ウッドデッキにフェンスを設置しよう!
人工木ウッドデッキにもフェンスを設置することができます。
ウッドデッキの上から転げ落ちないように、または外からの目隠しをするために、
または晴れた日に布団を干したりするために
ウッドデッキにフェンスを設置したいと考えるのはとても自然なことです。
じゃあ、さっさと設置しちゃえば良いのですが、
こと人工木材のウッドデッキとなると、フェンスを立てるには一工夫要ります。
人工木材はそのままでは釘やビスは打てない
人工木ウッドデッキの床板はこんな感じで中空構造になっています。
中空構造のため、本物の木のウッドデッキのようにそのまま釘やビスを打つわけにはいきません。
ましてや、素材は樹脂です。
釘やビスで本物の木と同じようにとめてしまうと最初は固定されたような感じがしても、
フェンスの柱に力が加わる度に、徐々徐々に釘やビスの穴が広がり、
グラグラしてきます。
これでは使い物になりませんし何より危険です。
フェンスには安心して長く使うために、強度が必要になるのです。
フェンスの取り付け
このため、人工木ウッドデッキにフェンスを立てる場合は、
こんな風に床板を貫通させて、下の補強材にとめていきます。
もしもフェンス柱に中空構造の人工木材を使う場合は、
釘やビスの斜め打ちが出来ませんので、
フェンス柱を取り付けるための補助金具やL型アングルを使います。
※補助金具は、ホームセンター等のフェンス柱と同じ売り場にあります。
補助金具をとめるビスを下の補強材にとめていきます。
板厚が4.6㎝あるので、それを貫通させて補強材にとめるので、5㎝以上の長ビスが必要になります。
この長さのビスはドリルビスがありませんでので、
補強材にはあらかじめ下穴をあけておく必要があります。
補助金具が固定されたら、今度は補助金具とフェンス柱を固定して下さい。
※この作業はフェンス柱メーカーの取付け手順に従って下さい。
フェンス柱にぐらつきがなくなったら完了です。
後は、固定されたフェンス柱に、お好みのフェンススクリーンを固定していけば完了です。
フェンス柱さえ立ててしまえばとっても簡単ですね。
フェンスに限らず、人工木材にビスで何かを固定する場合は、
このようにビスを受ける補強材をご用意ください。
補強材については、ようはビスさえ効けば何でもいいのですが、
強度があって錆びにくいアルミのものが一般的です。
さあ、ご自宅の人工木ウッドデッキにフェンスを付けて、
快適さをさらにアップグレードしてみませんか。
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