「おうちにサンルームを付けたくって、現地調査に来てもらったんです。横幅は建物の端から端まで、4メートルにちょっと足りないくらい。全部囲ってもらいたいんです。なのに、うちの場合リビングの窓の周りしか囲えなくて、横幅は2メートル弱になっちゃうって言われたの。どうしてそんなちっちゃくなっちゃうの? わかるように説明してください!」
これは、「間口2間(マグチニケン)」でサンルーム・テラス囲いの見積依頼をしたのに「間口1間(マグチイッケン)」の見積しか出せないと言われてしまったケース。詳しくお話しを伺い、現地のお写真を頂戴して確認したところ、次のような状況であることがわかりました。
・建物の左端に雨樋が下りてきている。
・建物の右端にエアコン室外機とホースがある。
サンルーム・テラス囲いは、どこでも好きな位置に好きな大きさで付けられるというわけではありません。必ず、建物の「下地」がある位置にサンルーム・テラス囲いの枠を固定します。下地とは柱や梁のこと。サンルーム・テラス囲いの枠は、「通し柱」「管柱」といった柱を壁の外から捉えてビスで固定します。
だからサンルーム・テラス囲いの大きさは柱の位置によって決まってしまいます。ここで、冒頭のお客様のおうちの状況を重ね合わせてみると…
・建物の左端の通し柱は雨樋が邪魔してサンルーム・テラス囲い枠の取付け不可能
・建物の右端の通し柱はエアコン室外機とホースが邪魔してサンルーム・テラス囲い枠の取付け不可能
つまり、「通し柱」にサンルーム・テラス囲いの枠を取り付けることができない。確実にサンルーム・テラス囲い枠を取り付けできるのが窓の周囲の「管柱」と判断されたので、このおうちの場合はサンルーム・テラス囲いの横幅が2メートル弱「間口1間(マグチイッケン)」となってしまったのです。
ただし、この時点であきらめてはいけません。
現場状況や職人判断により「間柱」へサンルーム・テラス囲いの枠を固定できる場合があります。間柱は壁の中に455mm間隔で入っています。通し柱より細めです。
また、邪魔になる雨樋をカットして、雨水をサンルーム・テラス囲いの屋根で受けてしまうという手もあります。これは現場状況次第。メイン雨樋の場合は流れ込む水量が多いので不可です。
大事なのは、お見積もり依頼を一社でなく何社かに出してみること。一番お客様のご希望に近い提案をしてくれる業者、一番親身にお客様のご希望に寄り添ってくれる業者を選んでください。きっと、激安エクステリアクラブがその「一番」です。
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