屋上サンルーム 作れるかな？

屋上が屋根でなくルーフバルコニーになっている住宅が増えてきましたね。

建設当初は、容積率・固定資産税等の懸念、あるいは要不要の判断からも、屋上・ルーフバルコニーには出入りのための建屋以外設置しないケースが多いようです。

けれど実際使いだしてみるとだんだん苦になってくるのが強すぎる日差しと雨の心配。

そこでわたくしどもハッピーコーポレーションのようなサンルーム販売店にご相談をくださるわけですが…

申し訳ありません。基本的にハッピーコーポレーションでは屋上・ルーフバルコニーへのサンルーム設置にはご対応しておりません。

ハッピーコーポレーションで取り扱っているサンルーム商品は２階以下へお取り付けできる設計となっています。

では傾斜地など、「実質的には1階（または2階）相当」の高さに屋上がある場合は取り付けできるということ？

→それは現場状況によります。ベランダ・バルコニー等へのサンルーム設置は「造り付けバルコニー納まり」という仕様でご対応いたしますが、ハッピーコーポレーション取扱の造り付けバルコニー納まりサンルームの最大出幅（奥行き）は６尺（1,785mm）まで。これより大きい出幅にはご対応いたしません。サッシを継ぎ足すことで雨漏りや耐久性低下の恐れが生じるからです。

また実は、ご相談のほとんどは『お庭に置くのと同じようなサンルームを屋上・ルーフバルコニーに置きたい』というご希望内容です。「造り付けバルコニー納まり」ではなく「床納まり」や「土間納まり」など１階設置仕様のサンルームを置けるのでは、というイメージをお持ちなのですね。これはハッピーコーポレーションではお受けできません。

なぜか。

屋上・ルーフバルコニーには防水加工が施されており、ハッピーコーポレーションは防水加工工事の専門業者ではないからです。サンルームの柱固定のために屋上に開けた穴の周囲をシーリングで埋めても、恒久的に雨水の侵入を防ぐことはできません。建物全体の保全のために、屋上防水はかならず専門業者様が加工するべきです。そして、柱を床面に固定すること無く、屋上・ルーフバルコニーに『１階設置タイプのサンルーム』を施工することは安全上承れません。

屋上・ルーフバルコニーにサンルームを、とお考えのお客さまは、屋上防水加工にご対応している工務店様をお探しになってみてください。