人工木ウッドデッキとネグロス電工
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今回、自力で人工木ウッドデッキを作成してみて良かったのが「ネグロス電工」という会社とその商品を知ったこと。
ネグロス電工はその名の通り電気工事の材料(通称:電材)専門の総合メーカーですが、
数万点を超すネグロス商品の中に2つ、人工木ウッドデッキづくりに非常に役に立つ部材を見つけられたのが今回の一番の収穫でした。
このネグロス電工の電材さえあれば、大きなものから小さなものまで大概のウッドデッキは作れると思う。
こう言っても過言ではないくらい、今回人工木ウッドデッキの製作ではネグロス電工にお世話になった。
▼ウッドデッキ構成部材
腐らない人工木でウッドデッキを作るにあたって、一番頭を悩ませるのは床板を支える「根太」をどうするかということ。
ぶっちゃけ根太なんて何で作ってもいいと思うけど、せっかく腐らない人工木をウッドデッキの床板にするんだから根太とか束柱も腐らないものにしたいじゃない?
そうなると、本物の木は使えないよね。
人工木ウッドデッキメーカーのリクシルが、人工木デッキ専用のアルミ製の根太(大引き)や束柱を出してるけど、これって切断とか加工がプロ向けで難易度が高いんだよね。
もしもサイズの計算間違えて切り過ぎたら、その部材はまるまる取り直しになっちゃう。
はじめての人が作るんだから、もっと気軽に試行錯誤しながら作業をすすめられるものじゃないとね。
そこで今回、色々ネットを徘徊して人工木ウッドデッキの床板を乗せる根太になるものを探したところ、先述のネグロス電工の「ダクターチャンネル(D1)」にたどり着いた。
結構な数のウッドデッキDIYユーザーがこのダクターチャンネル(D1)でウッドデッキを作っているみたいなんだ。
▼ダクターチャンネル
ネグロス電工の「ダクターチャンネル(D1)」が根太として選ばれている理由
このダクターチャンネルが根太として選ばれている理由は
- 錆びにくい(雨ざらしにしても錆びにくい)
- 頑丈 (上に重いものが乗ってもたわまない)
- 単管パイプとのジョイントが楽
- 価格が安い(4メートルで税込2,500円前後)
根太は楽に水平を取りたかったので単管パイプと直交クランプで作った即席の大引きにジョイントすることにした。
ここで役に立つのが、ネグロス電工の「ダクタークリップ(DC-42)」
▼ダクタークリップ(DC-42)
このダクタークリップ(DC-42)で上記のダクターチャンネルと単管パイプ(48.6㎜)を交差して繋げられます。
(参考画像:ダクタークリップと単管をつなぐ)
一見頼りなく見えるかもしれないけど、ガッチリ繋がっている。
ウチはこんな感じでウッドデッキの根太を組んだ。
(参考画像:単管とダクターチャンネルでつくった根太)
これに人工木ウッドデッキの床板を乗せて
専用の床板固定金具を置いて
(参考画像:根太の上に床材をおき、固定金具を置いた状態)
錆びないテックスビス(ドリルビス)で適当にダクターチャンネルにとめたら
完成!
なんだよこれ、すごい簡単じゃん。
まだウッドデッキの端とか断面をそのままにしてるけど、立派なウッドデッキが出来たよ。
かかった時間は2mx2mくらいのサイズで、4時間位だった。
慣れた人ならこのサイズなら3時間切るんじゃないかな。
全然難しい作業は無かったよ。
ネグロス電工、すごい。ネグロス電工、好きだな。
これもうウッドデッキ専用品として売っていいんじゃないかとすら思う。
私にとってネグロス電工はウッドデッキ部材のメーカーです。
振り返ってみると一番時間がかかったのはウッドデッキを置く場所の草むしりと防草シートを敷く作業だった。
是非、皆さんもこの夏、ネグロス電工でウッドデッキ作りにチャレンジしてみては?
ちなみにダクターチャンネルは、ホームセンターの「電材コーナー」に立てかけてあるよ。
ダクタークリップ(DC-42)は、同じく電材コーナーの商品だけど、ホームセンターによって置いてあるところと無いところがあるから事前に電話で聞いてみた方がいいかも。