唐突ですが…自分の自宅が『地域地区のどの区分』になっているかご存じですか?
実は日本では都市計画法という法律があり、家とかお店とかビルとか、それぞれの区分で定められた中で建てられています。

その区分とは、『住居地域』や『商業地域』などがありますが
駅の周辺や幹線道路沿いなどの建物が密集している地域は
火災が起きた時の被害が大きくならないように
『防火地域』や『準防火地域』に指定されている場合があります。

ちなみに、自分の家やお店がどんな区分になっているのかを確認するには
『建てた時の図面を見る』『建てたハウスメーカーや工務店等に確認する』という方法があります。

そこで今回はそんな『防火地域・準防火地域で後付けサンルームは設置できるの?』というお話です。

いきなり結論から申しますと…不可です!

…もう少しだけ詳しくお伝えしますと、当社で取扱いのある最も一般的な後付けサンルームの『LIXIL/サニージュ』の場合、カタログにも書いてありませんが、
実は、特注で屋根材を通常のポリカーボネートから【不燃屋根材(アルミ樹脂複合版)】に変更することができるんです。
これにより、屋根材は不燃材として対応できます。
ただし…サンルーム本体はアルミ材となり、アルミ材は不燃材ではありますが、耐火性能を有するものとしては認められていません。
また、側面パネルは不燃材ではないポリカーボネートのままとなります。

…と、このようにサンルーム部材全てを不燃材対応にすることができない為、実情は防火地域・準防火地域には対応できておりません。

しかしながら、地域によっては例外などがある場合もあるので、気になる方は一度お住まいの役所に確認してみるのも良いでしょう。

ご紹介した後付けサンルーム『LIXIL/サニージュ』についてはこちらから。

防火地域について詳しく知りたいという場合はこちらの問合せフォームからお問合せ下さい。
※『防火地域について』とご記入下さい。