オーニング(Awning)とは何か…? 一般社団法人日本オーニング協会のホームページに『直訳すると「日よけ」「雨よけ」という意味です。』と紹介されています。

雨の中のオーニング。BXテンパルカタログより。

オーニングお見積ご希望のお客様からもよくお聞きするのが、

「雨除けのためにオーニングを取付けたい」というワード。

最初にお伝えいたしますが、どんな雨のときも出しっぱなしでご使用になりたいご意向であれば、選択すべきはオーニングではなく「固定テント」か「屋根」です。屋根とは、ハッピーコーポレーションの取扱い商品としてはポリカーボネートの「テラス屋根」となります。

なぜオーニングではいけないのか?

オーニングって雨除けでしょ!?

いけないわけではないのですが、オーニングとは「どんな雨のときも」出しっぱなしにできるものではないのです。ここが、誤解の多いポイントです。

長年に渡りオーニング国内シェアNo.1をキープ独走中の<BXテンパル>のカタログから引用いたしますと…

(オーニングは)『強い雨(1時間あたりの雨量が10mm以上)が予想される時は使用しないでください。』

とあります。

では<1時間あたりの雨量が10mm以上>ってどんな雨?

<1時間あたりの雨量10mm以上~20mm未満>の感覚的な目安が、気象庁のホームページに載っています。

『ザーザーと降る』

『地面からの跳ね返りで足元がぬれる』

『雨の音で話し声が良く聞き取れない』

『地面一面に水たまりができる』

ふむ。けっこうな本降りです。この状態の雨はもう<1時間あたりの雨量が10mm以上>ですよ。オーニングは巻き取っておいてくださいね。

建築材料・住宅設備機器業界最大手のリクシルカタログにはこんな記載が。

『(オーニング設置角度20°以上で)降雨量50mm/hに耐えられるガッチリ構造』

オーニングと雨。リクシルカタログより。

なんと!<1時間あたりの雨量が50mm>まで耐えられるオーニング仕様がある!?

<1時間あたりの雨量30mm以上~50mm未満>の感覚的な目安は、気象庁のホームページによると…

『バケツをひっくり返したように降る』

『傘をさしていてもぬれる』

『道路が川のようになる』etc.

ということで、もはやゲリラ豪雨レベル。オーニングキャンバスに20°以上の角度を付ければかなりひどい雨にも耐えられますよ、ということなのですね。

その代わり、リクシルオーニングの施工可・不可判断基準は非常に厳しいです。基本的に、木造一般戸建て住宅以外へのオーニングお取付けは受け付けませんし、下地位置や下地状況、外壁状態などの現場状況に合わせた柔軟な対応というものはあまり望めません。

カフェのテラス席にオーニング。リクシルカタログより。

お店様、テナントビル様、倉庫様等、『ご来店されるお客様や商品をぬらさないように出入口にオーニングを取り付けたい』というご要望、大変多いです。

オーニングと建物双方のダメージを避けるために、<どしゃぶりの時はオーニングは巻き取っておく>という注意事項だけぜひ守って頂いて、末永~くオーニングをご活用なさってください!