三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のことを空間認識能力といいますが、ご自宅の庭先などのデッドスペースに後付けサンルーム『サニージュ』を取付けようと思った時、この能力が脳内でピピピっと活発になっていると思います。
庭先の空間をどうにか生かしたいと思ったその瞬間、脳内ではこの空間、この大きさ、あれが取付けられるかも? これをどかしてあそこをこうして、あーすれば、、、と「あれ」とか「これ」とかしか書いていませんが、目まぐるしく組み立てを始めています。
どのくらいの広さにどのくらいの大きさの物が取り付けられるのかを把握する。
ホームページやカタログなどの写真などでは本当の大きさは分かりません。
広さを表す時にリポーターが「東京ドーム○○個分!」とはしゃぎますが、そもそも東京ドームの広さ自体が基準って、ますます分かりません。
とりあえず、広いんだなという事でしょう。
脱線しましたが、まず、庭先の空間に後付けエクステリアを取り付けようと思って、真っ先に思いつくのが、後付けサンルームです。
天候に左右されないで洗濯物が干せるし、洗濯物を干してない時はお茶をたしなみながら読書、とご自宅でカフェ気分を満喫したり、と素敵な空間になるであろう期待を膨らませつつ選択されると思います。
中でも後付けサンルームの『サニージュ』はお手頃価格で人気の商品です。
後付けサンルームの『サニージュ』は切詰めや連棟(2台以上繋げて取付け)をすれば、だいたいの大きさにも対応できます。
ただし、これは横幅(間口)の話で、出幅については1階取付けの場合9尺、2階取付けの場合6尺がMAXサイズとなります。
ここで、「尺」という単位が出ましたが、これは尺貫法という名称の日本独自の単位です。
尺をメートルにするには3倍にして10で割ると概ね換算できます。
(9尺×3)÷10≒2.7メートル
(6尺×3)÷10≒1.8メートル
ちなみに「尺」と一緒に使われる「間」をメートルにするには1割引いて2倍にすると概ね換算できます。
例:(1.0間×0.9)×2≒1.8メートル
空間を数値化・立体化した時のサイズに後付けサンルーム『サニージュ』をはめ込んでみます。ここでのサイズ感、空間認識能力が発揮されるわけです。

そして、生まれ変わる空間に掛けられる予算についても脳は瞬時に割り出してくれます。
例えば、60万円で1.5間(≒2700㎜)×6尺(1800㎜)なら取り付けてもOKだわ、もし高くなってもプラス3万円まで、とかの計算を脳は瞬時にします。この時に想像した1.5間×6尺という後付けサンルーム『サニージュ』の大きさを間違ってしまうと、何もかもが振出しに戻ってしまいます。
何事でもそうですが、「思っていたことと違う」のは混乱をきたし、思考も停止状態に陥ることでしょう。
そして、思い膨らませていたプランが泡となり消えてしまいます。
そうならないためにも、取付けスペース(=設置場所)、取付けられるスペース(=後付けサンルーム『サニージュ』の大きさ)、取り付けた後にやりたいことをする、やる、できるスペース(プラン)の全てのスペースの空間認識をぴったり一致させることが、重要です。
畳の部屋がある方はタタミ○畳くらいの広さを置き換えて想像してみてください。
畳の長い辺が1.0間、短い辺が3尺です。
フローリングのみの方はサッシ窓(引違い窓)を目安に想像してみてください。
なんとなくご自宅についた後付けサンルーム『サニージュ』が見えてきましたか?