昨年、猫の飼育数が初めて犬を上回ったという発表がありましたが、近年の住宅事情により家の中で犬や猫などのペットを飼っているという方がかなり増えているようです。
実際に当社にも『ペット用のスペースとしてサンルームを付けたい』という問合せがかなり増えてきています。

そこで今回は、ペット用のスペースとしてサンルームはどうなの?というところを当社なりにまとめてみましたので、ペットを飼われていてサンルームを検討している方はぜひ参考にして頂ければと思います。
※仕様・オプション等は『LIXIL/サニージュ』の場合としています。

・日当たりの良いペット専用スペース

ペット用スペースとしてサンルームを取付ける一番のメリットは、なんといっても日当たりの良い場所にペット専用のスペースができることでしょう。
サンルームは家の掃き出し窓(出入りできる大きな窓)まわりの外壁に後付けをするので、サンルーム部分は今の窓より一部屋分、外に飛び出る形になります。
そうなるとほとんどの場合、今の窓部分より日当たりが良い場所にサンルームができることになり、さらに外もより近くなるので、暖かくて外の様子が分かるサンルームの窓際はワンちゃん、猫ちゃんのお気に入りの指定席になるはずです。
また、サンルームの窓もガラスなので外がよく見えて、汚れたら水拭きすれば良いのでお手入れもとっても楽なところもうれしいポイントです。

・床はお手入れが楽なデッキボードがおすすめ

家のお部屋からそのままサンルームを繋げる場合は、【床納まり】という床が付いているサンルームのタイプになります。
その時に床材も選ぶことができるのですが、ペット用スペースとしての場合は【デッキボード】がおすすめです。
【デッキボード】は塩ビ素材で、見た目と質感はプラスチックのようなタイプですが、木材であるフローリングとは違って削れたりすることもなく、またペットのオシッコなんかで汚れてしまってもすぐに拭き取ることができます。また爪が滑ってカシャカシャしてしまうような場合は後からフロアマットを敷いてあげるのも有りです。

・暑さ・寒さに気を付ける

このように、サンルームはペットのスペースとして様々な点からとても良い商品ですが、実は気を付けなければいけないこともあります。
サンルームはその名の通り、太陽の光を沢山取り込むので晴れた日の日中はポカポカと、とても暖かい絶好の日向ぼっこスペースになりますが、夏は暖かいを通り越してかなり熱くなります。その為、オプションの『内部日除け』『カーテンレール』を追加したり、屋根材を『熱線吸収タイプ』にすることで直射日光を防いで出来る限りサンルーム内が熱くならないようにする必要があります。
また夏の熱さほどではないですが、冬の朝や夜間はかなり寒くなりますので、ペット用の毛布やベッド等を置いてあげると良いでしょう。

※内部日よけ
※熱線吸収ポリカーボネート

ワンちゃん、猫ちゃんの為の部屋を増築しよう!となると大規模な工事となってしまい、かなりハードルが高いですが、当社取扱いあるのサンルーム(テラス囲い)であれば増築に比べるとぐっと費用も抑えられ、工事も1~3日程度で完了してしまうので実はペット用スペースとしてかなりおすすめです。
ペットにとっても、今よりちょっと良い暮らしに、ぜひサンルームをご検討頂ければと思います。